海外情勢

文革以来の低成長率3.4% 今年の民間予想 劇的に下方修正

 中国経済は今年、ここ40年余りで最も低い成長率にとどまりそうだ。1~2月の経済活動が大きく縮小したことを踏まえ、民間エコノミストらが予想を劇的に下方修正している。

 16日以降の12の予想を集計した中央値によれば、2020年の経済成長率は3.4%と、景気縮小に陥った1976年以来の低成長となる。この年、毛沢東初代国家主席が死去し、文化大革命が終わった。

 1~2月の統計は製造業と小売業、投資の記録的な減少を示した。新型コロナウイルスを封じるため、2月の大半の時期にわたり経済活動が停止された。

 16日の統計発表以後、少なくとも12の銀行・アナリストが予測を引き下げた。新たな予想中央値によると、1~3月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6%減。1990年以降の比較可能なデータで、こうしたマイナス成長はない。

 ゴールドマン・サックスと野村はいずれも1~3月期GDPを9%減と予想。年間GDPについては、ゴールドマンが3%増、野村は1.3%増と見込んでいる。(ブルームバーグ Lin Zhu lzhu、Yinan Zhao)

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