海外情勢

ユーロ圏、GDP2%視野 基金の与信枠利用を準備

 ユーロ圏は域内各国の新型コロナウイルスへの対応で、国内総生産(GDP)の2%相当まで救済基金の与信枠を利用できるよう準備を進めている。ユーロ圏財務相は24日の電話会議で、新型コロナへの新たな財政対応の取りまとめに努めた。

 景況感の指標や経済見通しが深刻な景気下降を示唆する中、ユーロ圏各国には自国の景気刺激策を補完する協調行動に踏み切るよう圧力がかかっている。

 ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)の議長を務めるポルトガルのセンテーノ財務相によれば、救済基金の欧州安定化メカニズム(ESM)を活用する計画は電話会議で各国財務相の「非常に幅広い支持」を得た。26日に開かれる欧州連合(EU)首脳の電話会議で判断が下される見通し。

 ESMのレグリング専務理事によれば、例外的な状況の下では信用枠の利用がGDPの2%を上回るケースも想定しているという。(ブルームバーグ Viktoria Dendrinou)

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