海外情勢

ボーイング、独立路線望む 米政府出資受け入れず

 米ボーイングのデービッド・カルフーン最高経営責任者(CEO)は24日、米政府による株式取得を望まない意向を明らかにした。同社は新型コロナウイルスに伴う打撃への対応で支援を求めている。

 カルフーンCEOはFOXビジネスとのインタビューで、政府の出資は必要ないとしたうえで、「信用市場の支援と流動性の供給を政府に望む」と発言。政府による株式取得と引き換えの支援は受け入れない立場を示唆した。

 600億ドル(約6兆6600億円)規模の支援を政府に求めているボーイングは23日、新型コロナに感染した従業員1人が死亡したことを受け、シアトル地域の製造拠点を2週間閉鎖すると発表した。同社は自社株買いと配当を中止し、カルフーンCEOとラリー・ケルナー会長が年末まで全ての報酬を放棄することも決めた。

 24日の米株式市場で、ボーイング株は21%高で終了。年初から23日までに68%下落し、ダウ工業株30種平均の構成銘柄で最悪のパフォーマンスとなっている。(ブルームバーグ Tony Robinson)

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