株価・外為

東証反発、米株高を好感 経済対策に期待

 31日午前の東京株式市場は、前日の米国株高を好感した買い注文が優勢となり、日経平均株価は反発した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた米経済対策への期待が支えとなった。

 午前10時現在は前日終値比111円68銭高の1万9196円65銭。東証株価指数(TOPIX)は2・90ポイント安の1432・64。

 前日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が大幅上昇して取引を終え、31日の東京市場も流れを引き継いだ。31日発表の中国の景気指標が急回復したことが買い材料となり、上げ幅が200円を超える場面もあった。

 国内では緊急事態宣言発令の可能性が取り沙汰されるなど、新型コロナへの警戒感は根強く、平均株価は朝方に一時、前日終値を下回った。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus