国内

首相記者会見全文(10)「大きな被害を受けている中小には間違いなく入る」

=(9)から続く

--中小企業や個人事業主に現金給付を出すときどういう条件を課すのか。緊急事態宣言を実施するにあたり、警察に取り締まりを要請するのか。

 「まず、中小企業そして個人事業主の方々に対する200万円、100万円の給付でありますが、今回多くの分野において突然ほとんど収入が7割、8割あるいはゼロに近くなった方々がたくさんいらっしゃると思います。そこでですね、今後この年末までの間に、これは今までと比べて収入が半減していれば出すということになっている」

 「そういう設計になっておりますので、大きな被害を受けている、大変厳しい状況になっている、あるいは自粛要請になっている分野においては、間違いなくそこには入ってくるんではないのかなと思います。いやいや、それまでに1カ月の対象にどこかがあたれば、そういう設計にしていこうということになっています。ですからどこかがあたれば、その対象にしていくということになるわけであります」

 「なるべく簡易に電子的に申請して、受けられるようにしていきたいと思っておりますし、なかなか電子申請というのは大変だっていう方々はですね、全国の商工会議所などにお手伝いをして申請をしていただくということにしたいと思います」

 「警察ですね、いわば取り締まりの対象にはですね、罰則はありませんから、取り締まりの対象ということでは、警察が取り締まるということはありません。ただ、ご協力は要請させていただくということはあるかもしれません。ご協力の要請について、お願いをさせていただく。どういう形かどうかわかりませんけどもお願いをさせていただきたいと思っております」

--海外の事例だと、長い自粛の影響で児童虐待やDV(ドメスティックバイオレンス)の相談件数が増加している。日本の現状を把握しているか。シェルターなどは、「3密」に当てはまるようなケースもあると思うが、避難場所の運営についてどう考えるか。

 「海外ではDVが増加しているという状況が出てきているということを私も承知をしております。国内においてですね、まだそういう兆候が出ているということを私は報告は今受けておりません。ただ、海外でそういう状況が起こっておりますから、今日からわれわれは本格的な緊急事態となりますので、なるべく外出を自粛していただくようになりますので、十分注意深く対応していきたいと思いますし、そういう状況があれば直ちに電話していただきたいと、このように思っています。DVも子供たちに対する場合もありますし、いち早く電話していただきたいと、このように思います」

 「そしてまた、シェルターについては、今年度の予算で、シェルターの支援をより一層強化をしていくことになりました。今おっしゃったようにシェルターにおいて感染者が出てくることのないよう『3密』しっかりと対応していただくようにしていきたいと、このように思います」

=(11)に続く

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