海外情勢

中国物価4・3%上昇 新型コロナ影響で食品の高騰続く

 【北京=三塚聖平】中国国家統計局が10日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4・3%上昇した。新型コロナウイルスの影響で1~2月に止まっていた企業活動が再開し、伸び率は2月(5・2%)から低下して昨年10月以来の低水準だった。

 統計局は、食品関係企業の業務・生産再開が進んだことや、物流網の回復が寄与したと分析。食品価格の上昇率は18・3%と、2割を超えた1、2月から低下した。ただ、アフリカ豚熱(ASF)の影響が残る豚肉価格は前年同月比で約116%上昇。2月(約135%)からは落ち着いたものの依然高水準が続く。

 一方、同時に発表した3月の工業品卸売物価指数(PPI)は、前年同月比で1・5%下落した。2カ月連続のマイナスで、下落幅は2月(0・4%)から拡大。原油価格の下落や生産活動の低迷が響いた。

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