国内

ガソリン12週連続値下がり 131円90銭、コロナ影響

 経済産業省が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6日時点の前回調査と比べて1円80銭安い131円90銭だった。12週連続で値下がりした。平成29年9月の調査以来、2年7カ月ぶりの安値水準となった。

 調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の減速懸念から原油価格が下落し、小売価格に反映された。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の産油国による協調減産協議が3月に決裂したことも依然、影響した。

 灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり23円安い1465円、軽油は1リットル当たり1円60銭安い113円30銭、ハイオクは1円80銭安い142円80銭で、いずれも11週連続で値下がりした。

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