海外情勢

資金調達に不動産活用検討 米百貨店 売上高急減で資本強化

 米百貨店メーシーズは、新規資金の確保に不動産を活用した手段を検討している。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け全店舗を一時閉鎖したのに伴い、売上高が急減し財務面で厳しい圧力にさらされている。

 事情を知る複数の関係者によると、メーシーズは流動性強化のため不動産などの資産を裏付けとした債券の発行を行う可能性がある。旗艦店であるニューヨークのヘラルドスクエア店は裏付け資産には含まれていない。

 この債券の利率や年限については協議中で、計画は投資家の反応に基づいて変更される可能性があるという。非公開情報だとして匿名で話した関係者が明らかにした。

 また、同関係者によると、メーシーズは法律事務所のカークランド・アンド・エリスと投資銀行のラザードと検討を進めており、負債管理や資金調達の選択肢について助言を得ているという。

 カークランドとラザードの担当者にコメントを求めたが返答は得られなかった。

 メーシーズは文書で、「資本構造を強化するため多数の選択肢を模索している」とした上で、さまざまなアドバイザーと協力関係にあると説明した。(ブルームバーグ Katherine Doherty、Sridhar Natarajan)

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