海外情勢

成長目標の数値化見送りか 中国指導部、文章での発表検討

 中国の指導部は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による不透明感を理由に、今年の経済成長に数値目標を採用しない選択肢を検討していることが分かった。関係者が明らかにした。

 それによると、今月開催予定の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、国内総生産(GDP)の目標を成長率の数値ではなく文章化して発表する可能性があるという。昨年の目標は6~6.5%に設定されていた。

 関係者によると、成長目標をどのように説明するかについて最終決定されていない。GDP目標を含む政府活動報告の内容は通常、全人代開催までに何度か修正される。

 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値によると、今年の中国のGDP成長率は1.8%への鈍化が見込まれている。中国指導部が成長率の数値目標発表を見送る場合、少なくとも過去20年で初めてとなる。

 国務院新聞弁公室は成長目標は国家発展改革委員会(発改委)の担当だと説明。発改委はコメントを拒否した。(ブルームバーグ Sharon Chen)

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