海外情勢

ファンド関係者、為替ヘッジ付き米社債注目 日本の投資家に好機

 運用資産が330兆円規模に上るステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)日本法人でマネジング・ディレクターを務める横谷宏史氏は、リターン拡大を目指している日本の投資家は、為替ヘッジ付きの米国の社債に注目すべきだと指摘した。ドルのヘッジコスト低下が日本の投資家にここ何年かで最大の好機をもたらしているという。

 同氏は「米国の投資適格・ハイイールド債とヘッジコストの水準を考えると、7年ぶりぐらいのドル物のヘッジ外債の投資の好機だと思っている。ストラテジーの推奨としてはヘッジ外債、特に米国の社債市場を物色するとおもしろいと考えている」と述べた。

 横谷氏は「債券そのもののバリュエーションもそうだが、特に為替ヘッジコスト控除後、日本から見たバリュエーションは非常に割安で魅力的な水準だ。この1~2年で見ると、ドル建て資産に対する投資はバリュエーションが高かったこともあって控えめだったので、潜在的な投資意欲は非常に強い」と述べた。米国債については、米30年国債利回りが2%前後に上昇するまで、日本の投資家が米国債に引き付けられる可能性は低く、財政・供給懸念による米利回り曲線のスティープ化を受け、投資家は期間が長めの国債を避け、期間が短めの国債や社債を選好する可能性があると分析した。(ブルームバーグ Chikako Mogi)

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