海外情勢

投資資金は米株から社債へ FRBのETF買い入れ始動

 米連邦準備制度理事会(FRB)が米社債に投資する上場投資信託(ETF)の買い入れを12日から始動させる中、世界の資産運用者らは投資資金を米国の株式から社債へとシフトさせつつある。

 ブルームバーグがまとめたデータによると、社債に投資しているETFへの資金流入額は過去1週間で24億ドル(約2570億円)。一方、株式に投資しているETFは資金流出だった。

 EPFRグローバルのデータを引用したバンク・オブ・アメリカ(BOA)のリポートによると、米株に投資するファンドからの資金流出額は6日終了週に93億ドルと、ここ6週間で最大となった。同期間に高利回り債への流入額は過去最大の320億ドルだった。

 アーバスノット・レイサムのグレゴリー・パードン共同最高投資責任者(CIO)は、「世界の投資適格社債を選好し、株へのエクスポージャーを減らすことにした」とし、「中央銀行の介入により今後恩恵を受けるであろう債券を選好する。投資適格級の債券にはさほど上昇余地がないかもしれないが、下値は堅い」と述べた。(ブルームバーグ Justina Lee、Anchalee Worrachate)

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