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首相会見全文(6)新たな日常の終わり「世界的に感染が収束しなければならない」

=(5)から続く

 「3つの要素の状況、感染の状況とともに、医療の逼迫状況と監視態勢等々について総合的に判断をしていただいたと思います。ただ、先ほども申し上げた通り、この解除を持ってウイルスの存在がゼロになったわけでもありませんし、新規の感染者がゼロになったわけではないわけで、これからこのウイルスとの戦いは長い道のりになると思います」

 「そのため、これまでの8割削減といった社会経済活動を厳しく制限するのではない形で、感染リスクをコントロールしながら、段階的に社会経済のレベルを引き上げていくことで、コロナ時代の新たな日常を作り上げていかなければならないと思っています。この新たな日常がいつまで続くのかということでありますが、それはまさに、私たちのこれからの戦いにもかかっているのでありますが、同時にやはり治療薬、ワクチンの実現が極めて重要なんだろうと思います。先ほど申し上げたように、日本だけで感染がだいたい収束したなと思えば完全な収束になるのではなくて、グローバルな時代の中において世界的に感染が収束しなければならない、という中においてこれを判断していかなければならない。という意味においては、治療薬やワクチンの存在は極めて重要だろうと考えています」

 「総括と、また、今後の検証ということでありますが、総括と検証は極めて大切なんだろうと思います。ただ、今のところ1カ月半で感染状況について、最初申し上げたように、おおむね収束ということになってきたのでありますが、ただもちろんまだ油断もできませんし、まだ検証するという段階ではないんだろうと思います。しっかりと、もちろん事態が収束した段階において収束をしなければならないと思っております。今後とも次なるステージに向けてわれわれは全力を尽くしていかなければいけないと思っています」

 「そして、黒川弘務東京高検検事長の辞任についてですが、黒川氏については法務省・検察庁の人事案を最終的に内閣として認めたものでありますが、その責任については、当然、内閣総理大臣たる私にあります。ご批判を真摯に受け止めながら、しっかりと職責を果たしていきたい。森雅子法相においては、まさに検察、法務省の士気をしっかりと高めて、信頼回復のために全力を尽くしてもらいたいと思っております」

 「また、私に与えられた責務は、この新型コロナウイルス感染症を完全に克服して、打ち勝ち、経済をしっかりと回復させていく。その間は、雇用と暮らしを守り抜いていくことが私の責任だろうと考えております」

=(7)へ続く

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