海外情勢

中国、コロナ関連で3751人逮捕 隔離拒否やマスク買い占めなど

 【北京=西見由章】中国最高人民検察院(最高検)の張軍・検察長は25日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代)で活動報告を行い、新型コロナウイルスに関連する犯罪をめぐって今年2~4月に3751人を逮捕、2521人を起訴したことを明らかにした。

 犯罪の具体的な内容には言及していないが、強制隔離の拒否▽粗悪な医療・防疫物資の販売▽マスクの買い占めと高額販売▽新型コロナの自然・中間宿主と指摘されている野生動物の違法売買▽インターネット上での「デマ」の発信-といった行為が罪に問われたとみられる。

 最高検や最高人民法院(最高裁)、公安省などは2月上旬、新型コロナの防疫措置を妨害する犯罪の厳罰化に関する「意見」を通知。感染者が隔離治療を拒否して公共の場所に侵入した場合は、最高刑が死刑の「公共安全危害罪」を適用するなどとしていた。

 最高検の報告によると、2019年に汚職事件で国家監察委員会から検察に送致された公務員は2万4234人で前年比50・6%増えた。一方、起訴された閣僚級以上の高官は16人で、前年と比べて半減した。

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