米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは２７日、米南部フロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」のテーマパークを７月から段階的に再開する計画を発表した。感染防止策として、３歳以上の来場者はマスクの着用が求められ、検温も実施する。
ディズニー・ワールドのテーマパークは新型コロナの感染拡大を受け、３月から休園している。再開には州知事らの承認が必要。商業施設は今月２０日に一部再開した。
７月１１日に再開を計画しているテーマパークは「マジックキングダム・パーク」と「ディズニー・アニマルキングダム」。同１５日に「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」と「エプコット」の再開を目指している。
ディズニーは２０２０年１～３月期決算で、テーマパークの休園などコロナ関連の損失額は１４億ドル（約１５００億円）に上った。中国の上海ディズニーランドは今月１１日、世界各地のディズニーのテーマパークに先駆けて、再開した。（共同）