国内

仏、20年GDP11%減予測 再び下方修正

 フランスのルメール経済・財務相は2日、新型コロナウイルス流行による経済への打撃で、今年の国内総生産(GDP)の政府予測を11%減に再び下方修正したことを明らかにした。これまでは8%減と予測していた。民放ラジオRTLのインタビューに答えた。

 ルメール氏は「さらに厳しい日々がこれから来ることを隠すつもりはない。危機の衝撃は極めて激しい」と述べ、感染状況は改善してきているが経済への影響は深刻化するとの認識を示した。

 国立統計経済研究所(INSEE)は5月下旬、2020年4~6月期のGDPは、政府が実施した厳しい外出制限で前期比約20%減となるとの予測を発表していた。(共同)

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