海外情勢

シンガポール、カジノ客の管理厳格化検討 現金取引基準を半減

 シンガポールは国内カジノの顧客管理措置の厳格化の検討に着手した。カジノ規制庁(CRA)が明らかにした。マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供給を阻止するのが狙い。

 これに先立ちCRAはカジノ運営業者に対し、顧客管理措置の対象となる現金取引の基準を5000シンガポールドル(約38万7800円、約3600ドル)に設定するよう求めた。同庁報道官がブルームバーグの質問に対する電子メールの回答文で説明した。

 現在の法律の下では1万シンガポールドルとなっており、マネーロンダリング対策の多国間枠組みである国際金融作業部会(FATF)が定める国際基準(3000ドル=約32万3000円)より高い。

 CRAは「内務省とCRAはカジノ管理法の法的基準について、FATF基準に完全に合わせるため一段の引き下げを視野に検討している」とした。

 FATFは昨年11月、シンガポールはカジノと不動産業者などに関する顧客管理措置が不十分だと指摘していた。(ブルームバーグ Chanyaporn Chanjaroen)

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