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東京都で55人感染、小池知事「第2波か分析」

 東京都は24日、新たに55人の新型コロナウイルスの感染が報告されたと発表した。緊急事態宣言が5月25日に全面解除されて以降、最も多い。東京の新規感染者が50人を上回るのも5月5日以来で、感染者の累計は5895人になった。

 小池百合子知事は「非常に多い数字だ。ただ、半数以上は感染経路を追えているうえ、医療体制も含めて3月や4月の状況とは違う。これが第2波かどうか、専門家の皆さんに分析をお願いしたい」と述べた。

 都関係者らによると、55人のうち9人は、都内の同じ人材派遣会社に勤務していた。この会社では、23日までに社員7人の感染も確認されており、感染者の累計は16人となった。職場内で感染が広がった可能性もあるという。同一の職場で十数人規模で感染者が出るのは、都内では2例目となる。

 都によると、9人は全員が20代で、男性7人、女性2人だった。前日までに感染が確認された人の濃厚接触者として検査した結果、判明した。全員が無症状か軽症という。都の担当者は「日常生活の中ではどこでも感染リスクがあると認識し、防止策を徹底してほしい」と述べた。

 また、夜の繁華街関連の感染者は20人に上った。このうち12人は、都が新宿のホストクラブ2店舗で実施した集団検査の結果判明したホスト。残りの8人は、集団検査以外で判明したホストやキャバクラの従業員のほか、こうした店舗の客だった。

 都幹部は「今の感染は若い人が中心で、重症化もしていない。一方で、高齢者に飛び火したときに重症化し、医療体制が逼迫(ひっぱく)する恐れはある。感染しない、させない意識を強く持ってほしい」と呼びかけた。

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