海外情勢

中国、広東「ライチの里」輸出好調

中国新聞

 「中国のライチの里」とも呼ばれる中国広東省茂名市のライチ輸出が好調だ。今年これまでの輸出量は前年同期比約12.6%増の143.5トン、金額にして同44.2%増の56万3000ドル(約6033万円)に達した。

 同市果物局の劉付●(きょう、●=山へんに喬)・副局長によると、今年の同市のライチ生産量は約50万トンと前年の約44万トンから2桁増となる見込み。栽培や保管、物流技術の進歩で品質も高まっており、このことが輸出量の増加、価格の上昇に直結しているという。主に米国やカナダ、オーストラリア、シンガポールなどの海外市場で人気を得ている。

 同市でのライチ栽培は秦末期に始まり、唐の時代から盛んになった。市内の栽培面積は135万ムー(1ムーは約6.67アール)超で、年間生産額は51億元(約772億6500万円)超に上る。(中国新聞社)

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