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レジ袋有料化、和歌山のスーパー各社は対応分かれる

 小売店で買い物客に配られるプラスチック製のレジ袋が来月1日から原則、有料化される。和歌山県内のスーパーでは、有料化に踏み切るところがある一方、有料化対象外の特殊素材を使い無料配布を継続するところもあり、各社で対応が分かれている。(西家尚彦)

 有料化は、海洋汚染につながるプラスチックの削減を目的に、容器包装リサイクル法の省令改正で7月1日から原則、小売店を対象にプラスチック製レジ袋の有料化を義務づける。

 和歌山県内のスーパー各社でも対応が進んでいる。

 オークワ(本社・和歌山市)では、すでに自治体の要請に応じて田辺、新宮両市内の一部店舗でレジ袋を有料化しているが、7月1日からは全店舗で有料化に踏み切る。価格は、大中小で10円、5円、3円の3種類。担当者は「有料化で環境啓発もアピールできる」と話す。

 和歌山市内のオークワ本社中島店では、レジ近くに「レジ袋無料配布終了のお知らせ」を掲示し、店内放送でも繰り返し周知している。24日に訪れた近くの主婦(46)は「レジ袋の有料化は全国的な取り組みで賛同しています。エコバッグを持参すれば特に不便は感じません」と理解を示す。

 市内の近鉄百貨店和歌山店でもレジ袋の有料化を決めた。地下1階の食料品売り場では、価格は大中小で5円、3円、2円とし、酒などの一升瓶(1・8リットル)を入れる特殊な袋は10円とする。有料化を告知するポスターなども店内に張り出している。

 一方、無料化を継続するスーパーもある。

 マツゲン(本社・和歌山市)とエバグリーン(本社・湯浅町)は、省令改正で有料化の対象とならない植物由来の特殊なバイオマス素材のレジ袋を採用し、来月1日以降も無料とすることを決めた。

 レジ袋の有料化は買い物客にエコバッグ持参などを促す効果もあるが、マツゲンの担当者は「エコバッグは洗わずに繰り返し使えば衛生面で問題もある」と指摘し、「お客さんの利便性を考えてレジ袋の無料継続にこだわった」と話した。

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