25日の東京株

274円安 新型コロナ「第2波」懸念広がる

 25日の東京株式市場は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が経済に深刻な打撃を及ぼすと不安視され、日経平均株価は大幅続落した。終値は前日比274円53銭安の2万2259円79銭で、前週初めの15日以来の安値を付けた。円安ドル高の進行は日本株の下支え要因となった。東証株価指数(TOPIX)は18.65ポイント安の1561.8585。出来高は約13億500万株。

 日本政府の緊急事態宣言の全面解除から1カ月がたち、一時は沈静化の兆しがあった新規感染確認者数が最近は連日で高い水準となっている。ドイツの一部地域は外出規制再導入、米ウォルト・ディズニーは米カリフォルニア州のテーマパークの営業再開延期を発表し、投資家の警戒感が強まった。

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