国内

失業者200万人に迫る 5月、有効求人倍率は1・20倍へ悪化

 総務省が30日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は2・9%で、前月より0・3ポイント上昇、急激に悪化した。完全失業者数も前年同月比33万人増の198万人となり、200万人に迫った。厚生労働省が同日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1・20倍で、前月から0・12ポイント低下した。5カ月連続の減少。

 有効求人倍率の下げ幅は、オイルショック後に0・2ポイント低下した1974年1月に次ぐ46年4カ月ぶりの大きさ。完全失業率は3カ月連続の悪化で、2017年5月以来3年ぶりの水準となり、新型コロナウイルス感染拡大による影響がさらに鮮明となった。

 有効求人倍率は求職者1人当たりの求人数を示す。5月は15年7月以来4年10カ月ぶりの低水準となり、地域別でも全都道府県で前月より下落。北海道や神奈川、高知など7道県で1倍を切った。

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