海外情勢

米民主党バイデン氏は供給網を強化 危機時プラン公表

 米民主党の大統領候補指名を確実にしているバイデン前副大統領は7日、危機時に米国内のサプライチェーン(供給網)の供給能力を引き上げ、外国への依存度軽減を目指す計画を公表した。

 同計画はバイデン氏が既に示してきた新型コロナウイルスへの対応策の多くをまとめた。国防生産法を活用して緊急に必要な医療物資の生産を迅速化させる案や、連邦政府の購買力を使って国内の製造能力を増強する案のほか、医薬品のサプライチェーンを強化する案などが盛り込まれている。

 バイデン氏はまた、大統領選で当選した場合、海外サプライチェーンの国家安全保障リスクについて100日間にわたり調査する計画だ。

 バイデン氏の計画の目的は緊急時に国内生産を拡大して、戦略的在庫を増やし、国家緊急時の対応能力を高めることにある。米国では新型コロナのパンデミック(世界的大流行)に伴い、重要医療物資が不足している。バイデン氏はトランプ大統領のコロナ禍への対応の遅さを批判し、大統領はウイルスとの闘いで「降伏した」と指摘した。(ブルームバーグ Tyler Pager)

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