海外情勢

プライマーク、他の大手企業に圧力 英雇用支援給付金申請せず

 一時帰休の従業員を呼び戻した企業に従業員1人当たり1000ポンド(約13万5000円)を支給する英政府の雇用支援策について、英衣料品小売りのプライマーク・ストアーズは利用しない方針だ。英紙サンデー・タイムズが報じた。雇用維持で納税者負担に頼ることは避けようとする行動で、他の大手企業には圧力ともなりそうだ。

 スナク財務相は先週、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた国内経済てこ入れのため、総額300億ポンド規模の景気対策を発表。雇用主が一時帰休させている従業員を復帰させ、来年1月末まで継続して雇用する場合、従業員1人につき1000ポンドを支給する支援策が含まれる。

 タイムズ紙によると、多数の従業員を一時帰休させた企業は財務的に苦しい状況にはなくても、この制度を利用できる。プライマークでは従業員3万人が政府の雇用支援プログラムの下にあり、申請すれば3000万ポンドを受け取れることになる。

 英紙デーリー・メールによると、英国ではブリティッシュ・エアウェイズ(BA)や日産自動車、オボ・エナジー、JDウェザースプーン、マクドナルドなど多くの大手企業がコスト削減で従業員を一時帰休とした。(ブルームバーグ Suzy Waite)

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