海外情勢

シティやJPモルガンなどが感染第3波で香港での出勤再開停止

 香港で新型コロナウイルスの新たな感染者数が19日に100人余りと1日当たりとしては香港最多になったと報告され、シティグループやUBSグループなど世界的な金融機関が、出勤を取りやめていた従業員のオフィス復帰計画を停止している。

 シティはすでに先週、香港で最大7割の人員に自宅から勤務するよう求めていたが、20日からは大半の行員に在宅勤務を要請。ブルームバーグ・ニュースが行内文書を入手した。

 JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックス・グループも出勤しないよう従業員に求め、UBSは約6割を在宅勤務とし、テレワークの比率を2週間前の3倍に引き上げた。

 シティの広報担当者ジェームズ・グリフィス氏(香港在勤)は「行員と顧客の安全が最優先だ」と述べた。

 香港の感染拡大「第3波」は、第1、2波より厳しく、わずか2週間で約500人が感染した。香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は「本当に深刻な状況で、制圧される兆しはない」と語った。英銀のHSBCホールディングスとスタンダードチャータードは先週、香港域内での感染増加を踏まえ、行員に在宅勤務を求めていた。(ブルームバーグ Alfred Liu、Cathy Chan)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus