国内

高輪新駅にロボット続々 実証実験、消毒剤散布も

 JR東日本が東京・山手線に30番目の新駅として3月に開業した高輪ゲートウェイ駅で、将来の鉄道事業の変革を目指した最新鋭ロボットの実証実験を進めている。新駅は最新テクノロジーの実験場と位置付ける。新型コロナウイルスの感染防止のため、消毒剤を散布できるロボットも登場し、実用化に向けたチェック作業を加速する考えだ。

 27日は報道関係者向けに実験を公開した。消毒ロボットがセンサーや3Dカメラを駆使して障害物を避けながら作業したり、駅構内を小回りに移動できる乗り物「パーソナルモビリティー」に人が乗ったりして機能を点検。手荷物や軽食を運ぶロボットが、目的の場所までたどり着けるかどうかも確認した。

 新駅は「未来の駅」がキャッチフレーズとなっている。

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