海外情勢

デルタ、乗務時間15%短縮 パイロットのレイオフ回避へ提案

 米デルタ航空は、人件費のさらなる削減やレイオフ回避のためパイロットの毎月の乗務時間を15%短縮することを提案した。米国で新型コロナウイルス感染者が急増し、旅行需要が抑制されていることが背景にある。

 同社の17日の文書によると、航空機パイロット協会(ALPA)のデルタ支部に提案された措置は1年間継続され、需要が回復すれば乗務時間を延ばす。デルタのパイロットらに既に提示されている早期退職のオファーは19日が応募期限だった。

 デルタの運航業務担当シニアバイスプレジデント、ジョン・ラフター氏は同文書で、「需要はなお約80%減少したままで、米国の感染率が再び下がるまでは目に見える回復は見込めない」と説明。これに対しALPAの広報担当者、クリストファー・リギンズ氏は、組合が3月にデルタに提示した任意の一部有給休暇の案への対応が行われるまでは、デルタの提案を「検討すら」できる立場にないと述べた。

 デルタの提案についてはCNBCが先に報じていた。(ブルームバーグ Mary Schlangenstein)

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