国内

鉱工業生産5カ月ぶり上昇 6月、経済再開で2・7%

 経済産業省が31日発表した6月の鉱工業生産指数速報(平成27年=100、季節調整済み)は前月と比べ2・7%上昇し、80・8となった。前月は新型コロナウイルスの影響で現行基準として最低水準に落ち込んだが、経済活動の再開に伴い、5カ月ぶりに上昇した。ただ回復は力強さに欠け、今後は感染再拡大の影響も懸念される。

 基調判断は「生産は下げ止まり、持ち直しの動き」とし、前月の「生産は急速に低下している」との表現から引き上げた。

 個別に見ると、自動車工業やプラスチック製品工業など10業種が上昇した。需要低迷やサプライチェーン(部品の調達・供給網)の混乱で大幅な生産調整を行っていたが、6月に入って増産の動きが広がった。一方で鉄鋼・非鉄金属工業など5業種は引き続き低下した。

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