株価・外為

7月の通貨供給6・5%増 定額給付金などで過去最高の1452兆円

 日銀が12日発表した7月のマネーストック(通貨供給量、月中平均残高)速報によると、現金や預金といった世の中に出回る通貨の合計「M3」は、前年同月比6・5%増の1452兆7千億円だった。伸び率、残高ともに平成16年4月の統計開始以降で最高だった。

 マネーストックは金融部門から個人や企業に流れたお金の量を指す。新型コロナウイルス感染拡大を受けて企業が手元資金の確保に動いたことや、1人10万円の特別定額給付金の払い込みにより個人預金が増えたことが影響した。

 M3に含まれる「現金通貨」は5・6%増の107兆8千億円。普通・当座預金の残高を示す「預金通貨」は14・1%増の793兆6千億円となった。M3に投資信託や国債を加えた「広義流動性」は4・8%増の1900兆円だった。

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