海外情勢

寧徳時代とベンツ、車載用電池で協力深化

中国新聞

 中国の車載用電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)と独自動車大手メルセデス・ベンツは先ごろ、車載用電池技術の協力を深めることで合意したと発表した。ベンツが来年発売する航続距離700キロを超える電気自動車(EV)の新型高級セダン「EQS」には、寧徳時代の電池モジュールが搭載されるほか、両社が共同でドイツにおける車載電池の産業化を進めるとした。公表された提携の詳細によると、両社はハイテク電池技術を共同開発してベンツのラインアップを大規模に電動化し、寧徳は二酸化炭素(CO2)の排出と吸収を均衡させる「カーボンニュートラル」を実現した先進的なセル、モジュール、電池システムを提供する。従来の電池モジュール工程を省略してセルから直接電池パックを形成する「セル・トゥー・パック(CTP)」技術も含まれている。(中国新聞社)

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