国内

自民党都連が総裁選の予備選実施へ

 自民党東京都連(鴨下一郎会長)は1日、安倍晋三首相の後継を決める党総裁選で予備選を実施する方針を固めた。都連関係者が明らかにした。予備選は往復はがきによる投票方式で行われ、告示日は総裁選と同じ8日。投開票日は13日となる。得票数1位の候補者が、都連に割り当てられた3票を総取りする。

 総裁選をめぐっては、党員・党友による投票を省略し、両院議員総会で選出する形式になる見通し。都連は同形式でもできるだけ党員・党友の意見を反映させようと予備選の実施を決めた。はがきは7日に発送される。

 総裁選には、菅義偉(すが・よしひで)官房長官や岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が出馬する見通しで、最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)、第2派閥の麻生派(志公会、54人)、無派閥議員など党所属議員の6割以上が菅氏を支援する方針を決めている。

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