海外情勢

韓国スタバ店舗で顧客27人がコロナ陽性反応 マスクの従業員は感染せず

 韓国北部の坡州市で8月上旬に新型コロナウイルスに感染した女性がスターバックスの店舗を訪れた。居合わせた他の顧客27人は数日後、新型コロナ検査で陽性となった。だが4人の従業員は感染を免れた。従業員は全員、マスクを着用していた。

 このクラスター(感染者集団)は、新型コロナウイルスが狭い屋内の空間でいかに急速に拡散し得るかを示す新たな事例だ。同時に、感染の可能性を最小限に抑える方法も明白にした。マスク着用の効果については依然、世界の保健当局者の間で議論の的となっているが、エアコンの効いたコーヒー店で発生した今回のクラスターは、新型コロナ拡散抑制の一助としてマスク着用を義務付ける重要性を裏付けている。

 昌原ファティマ病院で小児感染症を専門とする医師は「この事例は、マスクが果たし得る役割について多くを語っている。マスクは100%保護してくれるわけではないかもしれないが、マスクほど有効なものは他にない」と語った。

 今回のスタバ店舗でのクラスター事例について、顧客らは店内で飲食していたことから常にマスクを着用してはいなかったと当局者らは想定していると、坡州市の報道官は説明。また空調設備により、2階に設置された同店舗の室内温度は低い状態に保たれていたとも指摘した。(ブルームバーグ Heejin Kim、Sam Kim)

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