海外情勢

中国の洪水被災7000万人 経済損失は3兆円超

中国新聞

 中国で、今年これまでの洪水被災者が過去5年の同時期の平均より17%多い計約7047万人に上った。

 中国国家洪水・干魃(かんばつ)対策指揮部秘書長で緊急対応管理省次官の周学文氏が国務院(内閣)政策定例報告会で明らかにした。同氏は「今年の洪水被害は1998年以来、最も深刻だ」と述べた。

 今年は増水期に入って以降、これまでに751本の河川で警戒水位を超え、長江、黄河、淮河(わいが)、珠江、太湖などの河川・湖で18回の洪水が発生した。長江、太湖では大洪水が発生し、とりわけ長江上流での洪水規模が大きかった。

 洪水被害は28省(直轄市・自治区)に及び、直接的な経済損失は過去5年平均を27%上回る約2143億元(約3兆3302億円)となった。避難した人の数は同47.3%増の約470万人と近年最多。死亡・行方不明者数は同49.8%減の271人だった。

 周氏は「中国は引き続き増水期にあり、河川の状況を把握し、地滑りや台風などにも備えなければならない」と指摘した。(中国新聞社)

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