国内

英が21年にTPP加盟申請意向 貿易相が議会で表明

 トラス英国際貿易相は14日、英議会で証言し、2021年の早い時期に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加盟を正式に申請する意向を表明した。日本との経済連携協定(EPA)での大筋合意を足掛かりに、TPPへの参加実現を目指す。

 トラス氏は「来年の早い時期にTPPへの参加を正式に申請できることを望んでいる」と説明。すでに加盟している日本などと今後、申請に向けて個別に調整を進めていく考えを示した。

 また日本とのEPAが「経済的な面だけでなくTPPへの参加という点でも重要だ」と指摘。TPPの利点に関しては「急成長している地域に英国の輸出企業が進出するのを可能にしてくれる」と評価した。

 英政府にとってTPPは、カナダやオーストラリアなど関係の深い国に加え、シンガポールやベトナムといった東南アジア諸国が参加していることも魅力的だ。9日には英貿易担当幹部がTPP参加11カ国の首席交渉官と協議した。

 日本政府は英国がTPPに関心を示していることを歓迎している。世界的に保護主義的な風潮が強まる中、新たな通商の秩序づくりに連携して取り組みたい考えだ。(ロンドン 共同)

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