海外情勢

モーリシャスへ調査団派遣 重油流出事故で運輸安全委

 赤羽一嘉国土交通相は18日の閣議後記者会見で、インド洋のモーリシャス沖で起きた日本の貨物船による重油流出事故の原因を調査するため、運輸安全委員会に調査本部を設置し、船舶事故調査官ら5人で構成する調査団を20日から現地に派遣すると明らかにした。

 貨物船は長鋪汽船(岡山県)が保有・管理し、商船三井が手配したが、中米のパナマ船籍のため、本来は日本側に調査権限はない。赤羽氏は「一義的にパナマと発生地の沿岸国のモーリシャスが原因を調査するが、わが国の商船に起因する事故で、両国から調査の合意が得られた」と説明。「両国と協力して船体の調査や関係者の聞き取りをする予定だ」と述べた。

 安全委によると、団長は委員の佐藤雄二元海上保安庁長官が務める。他国の了承を得て事故調査するのは過去に1例のみで、他国の領海内での事故では初めて。

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