海外情勢

ヴイエム、シリコンバレー転出で減給 地域別の生活コスト調整

 米ソフトウエア大手ヴイエムウェアは、テレワークを常態とすることを従業員に認めているが、生活費の高さでは全米トップクラスのシリコンバレーからもっと安くて済む地域に引っ越す場合、賃金をカットする。

 新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となって以降、ソーシャルネットワークのフェイスブックとツイッターも一部のオフィス勤務従業員に対し恒久的な在宅勤務を許可している。

 ヴイエムウェアもこれに加わったが、カリフォルニア州パロアルト本部勤務の従業員が、例えばコロラド州デンバーで働くとなると、18%の減給を受け入れなくてはならない。複数の関係者が明らかにした。シリコンバレーからロサンゼルス、あるいはサンディエゴに移る場合は8%の年俸カットだという。

 フェイスブックとツイッターなど他のハイテク企業も、同様の報酬方針を採用もしくは検討している。ヴイエムウェアで人事を担当するリッチ・ラング上席副社長は、地域別の「労働コスト」に基づいて給与を調整し、人材獲得において競合する企業の給与を参考にしていると説明。減給になる従業員がいる一方で、大都市に移転し給料がアップする従業員もいるだろうと述べた。(ブルームバーグ Nico Grant、Sophie Alexander)

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