海外情勢

中国、60年までにCO2ゼロ 関連技術の支出増を示唆

 中国の習近平国家主席は22日、二酸化炭素(CO2)排出量を2060年までに実質ゼロにすることを目指すと国連総会で表明し、今後5年間に環境関連テクノロジーに関する支出を増やすと示唆した。

 習主席は事前収録されたビデオ演説で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後は全加盟国がより環境に優しい景気回復に向け取り組むよう呼び掛けた。

 習主席の演説は、CO2排出量のピークを30年までとする目標を掲げる中国が、その後30年を経ずして実質ゼロにするため急速に排出量を減らす必要性があることを意味する。

 習主席は詳細には触れず、20年以降の温室効果ガス排出削減に向けた国際的枠組み「パリ協定」の下で、中国の公約がどのように進展するかに関しての新たな情報も示さなかった。

 だだ習主席の発表は、中国指導部がまとめる21年からの次期5カ年計画で、クリーンエネルギー普及加速を目指すことを裏付けている。(ブルームバーグ Jess Shankleman、Akshat Rathi)

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