海外情勢

米野党がコロナ追加対策を縮小 232兆円も実現は不透明

 米野党民主党は28日、新型コロナウイルス感染症への対応を見直し、2兆2千億ドル(約232兆円)の追加対策案を発表した。5月にまとめた3兆ドル規模から縮小。大幅な圧縮を求める与党共和党との協議進展に向けて歩み寄りを示したが、実現するかどうかは不透明だ。

 民主党のペロシ下院議長は28日の声明で「学校や中小企業、航空会社の労働者らの大惨事を回避する必要な資金が含まれている」と強調し、早期成立を促した。

 対策案では、家計への現金給付や7月末に失効した失業給付の上乗せ、航空業界への支援など従来の対策で取り組んできた内容を中心に盛り込んだ。一方、共和党は喫緊に必要な施策に絞り込むことで追加策を数千億ドル規模に抑えるべきだと主張していた。

 トランプ米政権と議会はこれまでに計3兆ドル近くの対策を実施。与野党は追加策の規模などを巡って対立し、回復途上にある米経済の重荷になっている。(共同)

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