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東京・晴海と都心結ぶBRT、10月1日から運行開始

 東京都と京成バスは東京五輪・パラリンピックの開催に伴い開発が進む臨海部と都心部を結ぶバス高速輸送システム(BRT)の運行を10月1日から始める。当初は5月24日に運行開始だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で、都は「新たな人の流れを誘発しかねない」として延期していた。バス車内に感染防止対策を施し、再スタートする。

 東京都中央区晴海に新設するターミナルを起点に、中央区勝どきと港区新橋の停留所を経由して港区の虎ノ門ヒルズまでの約5キロを30分で結ぶ。時間は午前6時台~午後10時台で、平日午前7~8時台のラッシュ時間帯は1時間当たり6便、平日の日中や土休日は同4便を運行する。料金は一律220円。1日乗り放題の乗車券も500円で用意する。

 通常のバスと同じ大きさの燃料電池車など8台と、輸送力が1・5倍の連接バス1台の計9台を投入。感染対策として、車内の換気・消毒を徹底するほか、運転席を仕切るビニールカーテンも設けた。

 晴海地区は付近に鉄道駅がなく、交通アクセスが課題となっていた。当初計画ではこのルートを皮切りに五輪パラ終了後から順次、東京テレポートや豊洲市場などの臨海部と都心を結ぶBRTルートを開設する方針で、最終的に計4系統の整備を予定していた。

 しかし、五輪パラの開催延期により、そのほかのルートの運行開始時期は不透明に。都の担当者は「計画に変更はなく、時期はずれ込んだとしても、4系統を走らせる方向で計画を進めている」と述べた。

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