海外情勢

米AIG、生保事業分離へ 主力の損保に集中

 米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は26日、生命保険事業などを分離すると発表した。企業構造を簡素化し、主力の損害保険事業に集中するとしている。分離するのは生保と退職者向け保険で、合わせて収益の約3分の1を占める。詳細は未定だが、分離後は独立した会社になる。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済の悪化を受け、低金利は長期化する見通し。生保事業は運用環境が厳しくなっている。債券の利息収入は低迷するとみられている。

 AIGの日本での生保事業は「AIG富士生命保険」などが担っていたが、AIGは2016年に生保事業撤退を発表。17年にアジアを拠点とする投資会社傘下のFWDグループがAIG富士生命保険の全株式を取得し「FWD富士生命保険」に社名変更した。

 AIGは26日、ザフィーノ社長が最高経営責任者(CEO)に来年3月1日付で昇格する人事も発表した。(共同)

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