海外情勢

米専門家「心地悪かった」 科学軽視のトランプ氏と対立

 米国で前政権に続きバイデン政権でも新型コロナウイルス対策の中心的な役割を果たすファウチ国立アレルギー感染症研究所長は21日、ホワイトハウスで記者会見し、トランプ前大統領が科学を軽視して根拠なく薬や治療法を推奨し、意見が対立しがちだったことは「心地が悪かった」と吐露した。

 トランプ氏は在任中、記者会見で新型コロナに抗マラリア薬や消毒液の注射が有効だなどと主張し、ファウチ氏が修正する場面があった。ファウチ氏はこの日の会見で、現政権では自ら科学的に解説できるとして「解放された気分」と喜んだ。

 遅れが指摘されるワクチン接種について、バイデン大統領が掲げる100日以内に1億回分接種の目標は「妥当だ」と指摘。夏の間に人口の70~85%に接種できれば、秋ごろには「正常化」に近づけるとした。(共同)

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