海外情勢

トランプ氏、活動拠点事務所開設 2月第2週に弾劾審理入り

 「暴動の扇動」を理由に米下院で可決されたトランプ前大統領の弾劾訴追決議が25日、上院に送付された。これにより前例のない退任後の大統領弾劾裁判手続きが始まることとなった。

 審理開始は2月8日の週になる。弾劾裁判の裁判長はレーヒー上院議長代行(民主)が務める。現職大統領の場合は連邦最高裁長官が務めるが、トランプ氏が退任しているためだ。歴代大統領で在任中に2度弾劾訴追されるのも、退任後に弾劾裁判を受けるのも同氏が初めて。

 一方、トランプ氏は前政権時代の政策課題への取り組み継続を目的とした活動の拠点「オフィス・オブ・ドナルド・J・トランプ」を開設した。同事務所が25日に声明を発表した。

 声明は、下院が同氏の弾劾決議を上院に送付する約1時間前というタイミングで出された。事務所開設の目的について「米国の国益促進やトランプ政権時代の政策課題への取り組み継続のため、前大統領のやり取りや声明、出演、公式活動の管理運営を担う」と説明した。主張展開の第1弾には大統領報道官を務め、アーカンソー州知事選への出馬を25日表明したサラ・サンダース氏への支持も盛り込まれている。トランプ氏の顧問は、同氏が共和党を離れ第3党を目指す計画はないと述べた。(ブルームバーグ Billy House、John Harney)

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