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令和2年のロボ受注額、2年ぶりプラス 日本ロボット工業会 

 日本ロボット工業会が28日に発表した令和2年のロボット受注額(会員企業ベース)は前年比8・6%増の7255億円で、2年ぶりに前年実績を上回った。年前半は新型コロナウイルスの世界的流行に伴う設備投資の先送りなどで受注が低迷したが、年後半は経済活動の再開につれ中国を中心に受注が伸びた。非会員企業を含めた年間受注額は4・7%増の8500億円を見込む。

 同時発表の2年10~12月の受注額は前年同期比35・4%増の2223億円で、四半期ベースとしては過去最高だった。特に半導体などの電子部品実装用の受注が好調だ。

 3年の年間受注額(非会員企業含む)は前年比4・0%増の8840億円を見込む。平成13年以降では、30年の9620億円、29年の9440億円に次ぐ水準。自動化・省力化目的の設備投資が加速すると判断した。

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