海外情勢

在宅需要追い風IT好決算 FB売上高33%増、アップルは1000億ドル突破

 米フェイスブックとアップルが27日発表した昨年10~12月期決算は、新型コロナウイルスに対応した巣ごもり需要などを背景に好業績となった。

 フェイスブックの同期の売上高は前年同期比33%増の281億ドル(約2兆9300億円)となった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなかのオンラインショッピング増加でデジタル広告の需要が高まった。市場予想は264億ドルだった。

 月間アクティブユーザー数は28億人と、平均予想の27億6000万人を上回った。コロナに伴う規制措置で集会や旅行ができなくなる中、携帯電話機を使いながら過ごす人が増えた。コロナのため対面でのやり取りがリスクを伴うため、友人や家族との連絡に人々はソーシャルメディアを頼っている。

 ただ、2021年後半には同じようなペースの成長を維持できない可能性があるとの見通しを示した。パンデミックの影響が薄れるにつれ、同様のペースでの成長の維持は難しくなるとの見通しを示した。

 アップルの10~12月期決算は、売上高が前年同期比21%増の1114億ドルと、初めて1000億ドルの大台を超えた。同社初の第5世代(5G)移動通信ネットワーク対応スマートフォンである「iPhone(アイフォーン)12」の販売が年末商戦で好調だった。

 新型機種の購入増加で「アップストア」や「iTunes(アイチューンズ)」「アップルミュージック」「iCloud(アイクラウド)」を含むサービス部門の伸びも好調だった。

 一方、韓国サムスン電子が28日発表した同期決算によると、最終利益は6兆4500億ウォン(約6040億円)と、市場予想(7兆3000億ウォン)を下回った。メモリー価格が軟調に推移したことに加え前四半期は好調だった携帯電話販売が年末商戦でアップルのiPhoneに押された。

 カナリスとカウンターポイントの推定によると、アイフォーンの出荷台数は昨年10~12月期に新記録となる約8200万台に増加しスマートフォン出荷台数でサムスンと中国の華為技術(ファーウェイ)が大きく後退する中で首位に立った。(ブルームバーグ Mark Gurman、Sarah Frier)

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