国内

菅首相、緊急宣言解除の判断「そんなに時間はかけられない」

 菅義偉(すが・よしひで)首相は3日の参院予算委員会で1都3県に発令している緊急事態宣言の解除の是非を判断する時期について「そんなに時間はかけられない。ぎりぎりのところにきている」と述べた。

 立憲民主党の森裕子参院幹事長らの質問に答えた。首相は「変異株の問題も出ている。専門家の意見も聞き、総合的に私自身が判断する」とも強調。また、「首都圏全体を見たときにセット効果がある」と重ねて1都3県を一体で判断する考えを示した。

 首相は国軍によるクーデターが発生したミャンマーで死傷者が相次いでいることに関し「ミャンマーにはさまざまな意思疎通のルートを持っている。引き続き、日本独自の役割を果たしたい」などと語った。

 野党は、総務、農林水産両省の違法接待問題などについても政府を追及する。

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