菅首相記者会見詳報

(8)「病床使用率は全国統一基準で見るべき」

 尾身氏「この蔓延(まんえん)防止等重点措置、いわゆるマンボウですよね。これについては、私も含めて分科会はかなり強い関心を持っています。なぜならば去年、2度目の緊急事態宣言を発出しなかった理由の一つは、われわれ分科会はもう去年の夏頃に、ステージの考えを提出させていただいて、考え方の背景には緊急事態宣言を発出する前に、バッファー(緩衝)というか中間地点を置いて、そこに来たらステージ2以下のときよりも強い『準緊急事態宣言』といっても良いと思いますけど、そういう措置をしっかりやっていただいて、緊急事態宣言を何とか回避したいという思いでできた考え方ですけど」

 「先ほど自治体と国との役割、権限という話がありましたけど、実はさまざまな理由で、そういう強い措置をふるうというようなことが必ずしも一体感を持ってできなかったということがあって、国と権限の役割あるいは責任の分担ということも関係していますけど、結果的には少し、そういうことで、ステージ3のときに比較的強い措置を取っていただいて、緊急事態宣言を回避するということが、いろんな理由でこれは機能しなかったということが強くわれわれは感じています」

 「従って今回は2週間の延長ということもありますし、その後、いずれは2週間かどうかは、まぁ解除されますよね。そのときにはわれわれは大きく学んだんですね。これ大きなことを学んだと思います。そういう意味では、このマンボウを適宜、大きな波になってしまう前に、それこそ国がしっかりと決めて、自治体も一緒になって連携してやってもらうことが、私は去年学んだことを生かすという意味で、非常にこれがこれからいずれ解除されますよね、このときに求められるものの最も重要なものの一つだと思います」

 --病床使用率について。大幅な修正が何度も続くようであれば信憑(しんぴょう)性にもかかわる。基準を統一する考えは

 首相「まず、この本来、各都道府県の病床の状況というのは、全国統一の基準で見るべきだというふうに思います。東京都は独自の基準でしたから。病床の占有率ですか。国の基準に基づいて報告するように東京都にお願いをしてきました」

 「これを受けて2月中旬に都が国の基準に基づき調査をし、2月下旬にその報告をいただき、今般その基準に基づいて行っている。そういうことであります。ですから全国の都道府県というのは、ほぼ国の基準で行ってますけども、そうでないところについては国の基準に合わせてほしい。そうした指導をしております」

=(9)へ続く

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