菅首相記者会見詳報

(9完)「モニタリング検査、大都市でやりたい」

 --菅義偉首相は昨年12月の記者会見で、PCRの全量検査は「必要ない」と言っていたが、認識は変わらないか。五輪を開催するに当たり、観客への全員検査は

 首相「私、自身もワクチンは発症、重症の効果がある、このことに理解を示します。発症と重症の患者には、ワクチンは効果がある、こう考えております。ですから、1日も早く国民の皆さんにワクチン接種をしたい。それと同時に検査の充実、これも必要だと思います。先ほど私、最初の一連のあいさつの中で、高齢者施設に対して集中的に今月中に3万カ所やるということを申し上げました。さらに、繁華街でモニタリング検査を実施する、こういうことも、これから大都市でやっていきたい。このように思っております。

 尾身茂会長「今、2つの点、ワクチンを打てば感染が完全に防げるかという話は、もう今、総理もおっしゃったし、あの、おっしゃる通り、私は今回のワクチンはですね、かなり有望なワクチンだと思います。

 私なんか、当初予想していたよりも比較的安全だし、いわゆる有効ですよね。今、おっしゃる重症化、あるいは発症化予防、これが非常に重要で、しかし、それだからといって、実は仮におそらくよく分かりませんけども、普通の常識を使えばですね、日本の人々の候補者になる人々のおそらく90%が接種することはないでしょうね。

 仮に7割とか、国民の7割が仮に打ったとしますよね、子供さんとかなんかは別に。そうなっても、実は私は時々のクラスターはそれからも起きると思います。なぜならば、ワクチンのその感染防止ということで70、30%は打ってないわけですよね。

 そういうことで、このメッセージとしてはぜひワクチンに関するこのリスクコミュニケーションというのが極めて重要で、副作用の問題等々もあるし、それと同時に今のワクチンを打ったからと言って、これからもどんどん打って増えますけど、ワクチンを打ったからといって、基本的な手洗いだとかマスクとか、そういうことをやらなくていいということにはならないんで。当分の間、おそらく私なんかのこれは神のみぞ、本当のことは正確には分かりませんけど、私なんかの判断は、仮にあの今年の暮れぐらいまでに、日本の希望者の6割、7割が打ったとしても、感染は時々は続く。ゼロにはならないと思います。

 そういうことで、ワクチンを打ったからといって、全てが無防備というわけにはいかない。最低の基本的な感染対策は続ける必要があるということは、ぜひ国のリーダー、あるいは自治体のリーダーには、その副作用の部分の問題をしっかりと伝えると同時に伝えていただければと思います。

 それから検査の方は、これはもう私どもは以前から申し上げているように、検査というもののまあ、何度も言ってるんでちょっとあれですけど、こういう席ですので、無症状者の人が大事だっていうことありますよね。無症状者の中で、今非常に今、求められているのは無症状者の中でも、いわゆる検査前確率とわれわれ言ってますけども、検査をすると、おそらくある程度高い陽性率を期待、想像されるようなところには集中的に頻繁にあることが、これは感染対策上、極めて有効だということが、わかっています。

 そういう意味で、今、高齢者施設とか、あるいは岐阜とかも都市で行われてますけども、あるその自治体がご判断でこういうところが今までの感染リスクが、だから、そういうところに集中的な重点的な検査をやるというのは、これは感染の全体のレベルを下げるために有効なので、そういうふうにして国民全員というのは、ワクチンとの必ずしも国民全員がやるのは理想的には全員やったらいいと思います。

 それを1回やってもほとんど意味ありません。これを定期的にやるというよりも実際にはそれは理想ではありますけど、そのなかなか現実的には無理なので、今、一番大事なのは無症状の、有症状は当たり前ですよね、無症状の中で特に感染リスクの高いところに集中的に重点的にしかも繰り返しやるということが、感染拡大防止にも役立つということだと思います」

=完

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