海外情勢

原油減産緩和…サウジ、コロナ警戒緩めず小幅に 露は増産要求も

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどが原油協調減産に関し、4月は小幅に緩和することで合意した。景気回復期待から原油価格が上昇傾向にあり、減産目標を大幅縮小する案も検討したが、サウジアラビアが新型コロナウイルス流行の継続による需要下押しへの警戒を緩めなかった。

 一方、新型コロナワクチンの普及などで今後一段と原油高が進めば、ロシアなどから一段と生産量を増やすよう求める声が上がりそうだ。

 OPEC加盟・非加盟の産油国による連合体「OPECプラス」が4日、3月に日量705万バレルとしていた減産目標を、4月に15万バレル縮小すると決めると、市場から「サプライズ」と受け止められ、ニューヨーク原油先物相場は急騰。5日も大幅続伸し、1バレル=66ドル超と約1年10カ月ぶりの高値で取引を終えた。

 目標を日量50万バレル縮小する案などもあったが、米紙によれば、サウジのアブドルアジズ・エネルギー相が目標の大幅縮小回避に向け他国を説得した。(共同)

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