国内

福井県全域の農機をカバー スマート農業普及へGPS5カ所設置

 ロボットや情報通信技術(ICT)を活用した「スマート農業」の普及を目指し、福井県は、農作業時に利用できる衛星利用測位システム(GPS)基地局の運用を始めた。県によると5カ所に設置し県内全域をカバー。都道府県単位で全域を網羅できる体制は全国初という。

 自動や無人で農機を動かす際、アンテナで人工衛星から位置情報を受け取るのに加え、近くの生産者がスマートフォンで基地局からの補正情報を受信し農機に転送することで、折り返しや斜め移動といった複雑な動きが可能になり、誤差も2~3センチに抑えられるという。効率的に作業でき、生産者の負担軽減にもつながると期待される。

 県農業試験場で田植え機とトラクターを使ったデモンストレーションが2日に公開され、県内農家約20人が見学した。県担当者は「より多くの農家に使ってもらい、将来の担い手への魅力発信につなげたい」と意気込んでいる。

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