海外情勢

サムスンの営業利益44%増 端末好調、市場予想上回る

 韓国サムスン電子の1~3月期(第1四半期)利益はアナリスト予想を上回った。旗艦スマートフォンの新モデルを例年より早い時期に投入したほか、端末の販売好調もあり、米テキサス州の停電に伴う工場稼働停止で受けた打撃が緩和された。

 7日発表の暫定集計によると、営業利益は前年同期比44%増の9兆3000億ウォン(約9100億円)。市場予想平均は8兆8800億ウォンだった。売上高は同17%増の65兆ウォン。最終利益や部門別の業績は、月内の正式決算発表時に公表される。

 サムスンは需要鈍化の見通しから1~3月期の収益性が弱含むと警告していたものの、新型コロナウイルス禍からの世界的な景気回復が予想以上のペースで進み、現時点で半導体価格は上昇している。

 ただ、記録的な寒波に伴う米テキサス州全域の停電で、同社のオースティン工場は1カ月余りにわたり操業を停止。アナリストの推計によれば、損失は約3000億ウォンに上る。

 ユージーン・インベストメント・アンド・セキュリティーズによれば、サムスンの1~3月期のスマホ販売台数は7600万台と前期比25%増加、平均販売価格は20%余り上昇したとみられている。(ブルームバーグ Sohee Kim)

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