海外情勢

米バイデン大統領の支持率が50%を上回る 就任100日目前、コロナ対応に高評価

 バイデン米大統領の支持率は就任100日に近づく中で50%を上回っていることが25日に発表された複数の世論調査で分かった。バイデン氏は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応で高い評価を得た。

 米紙ワシントン・ポストとABCニュースの調査によれば、バイデン氏の支持率は52%で、不支持と答えた割合は42%。NBCニュースの調査では支持率が53%に対し、不支持率39%。FOXニュース調査で支持率54%、CBSニュース調査で58%が支持した。

 バイデン大統領によるパンデミック対応には幅広い支持が示された。感染者数と死者数は冬のピークから減少し、米国の予防接種プログラムは他の多くの国よりも速いペースで前進している。

 ABC調査で成人の約64%、NBC調査で69%がバイデン氏のコロナ対応に肯定的評価を与えた。

 民主党世論調査員でハート・リサーチ・アソシエイツのジェフ・ホーウィット氏は「これが政権発足後100日間の『ハネムーン期間』に関係するのか、もっと長続きするものなのかは分からない」と述べた。

 ABCとNBCの調査でバイデン氏は経済運営について52%の支持を得た一方、移民政策は厳しい評価で、国境警備や移民対応への不支持がABC調査で約53%、NBC調査で59%に上った。

 回答は支持政党によってはっきり分かれた。ABC調査では共和党員でバイデン氏のコロナ対応を支持したのは3分の1にとどまり、これまでのバイデン氏の仕事ぶりを断固支持しないとの回答は78%に上った。ワクチン接種への態度でも党派色が鮮明になり、NBC調査によると、接種済みかできるだけ早急に接種する予定だと答えた民主党員が約82%だったのに対し、共和党員は45%にとどまった。

 ABC世論調査は18日から21日までに全米で無作為に抽出した成人1007人を対象に電話で実施。誤差はプラスマイナス3.5ポイント。

 NBC調査は17日から20日に成人1000人に対し、CBS調査は21日から24日までに2527人の米国居住者を対象に、FOX調査は18日から21日に1002人に対して実施した。誤差はそれぞれプラスマイナス3.1ポイント、2.3ポイント、3ポイントだった。(ブルームバーグ Max Zimmerman)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus